「White」と鉛筆で書くイラスト

記事のリライトはSEOに効果があるの?

「White」と鉛筆で書くイラスト

「記事をリライトしなさい!」「リライトしないと売れる記事は書けません!」
SEOに関する記事を調べていると、こういった意見をよく目にしませんか?そうしていると、リライトが大切なことはなんとなく理解してくるとは思うのですが、果たして本当にSEOに効果があるのでしょうか。SEOに対する効果があまりないのなら面倒なことはせず、新しい記事を書いてライティング力を向上させていきたいですよね。

今回は、本当にリライトをする必要性はあるのか?どんな記事をどのようにリライトすれば効果があるのか?リライトの真実を解説していきます。

記事のリライトとは

パソコン操作をする女性の手元

「リライト、リライト」言われていますが、リライトの意味を知らなければ始まりませんね。ブログなどで言われるリライトとは、一度執筆した記事をさらに良いものへと修正を加えていく作業です。

文字や文字装飾、画像を置き換えてユーザービリティを向上させたり、コンテンツをより充実した内容に書き換えてGoogleの評価を高めたり。対Google、対ユーザーに向けて記事をより評価されるものにアップデートしていくものです。

もちろんSEOにも影響します。学校のテストも、一発で100点をとるのは困難でしょう。ですが、最初50点だったテストも、また同じものを2度目3度目、なら徐々に100点に近づいていくと思いませんか?

同じように、ブログも一発で評価の高い記事を作るのは困難です。ですが、何が悪かったのかを把握することができれば、リライトによりさらにいい点数をとれるのです!

記事のリライトをするメリット

メリットの単語と指し示す指

記事のリライトをすることには多くのメリットがあります。「めんどくさい」と思われがちなリライトですが、新規記事を書くよりはよっぽど楽な作業です。日の目を浴びるはずではなかった記事が、思わぬ成果を出してくれるかもしれません。

適切なリライトをすることで、

  • 掲載順位を上げる
  • クリック率を高める
  • 直帰率を下げる
  • 成約率を高める

などの効果が期待できます。この4点を順番に解説していきます。

掲載順位が上がる

記事をリライトすることで、さらに充実したコンテンツにしていくことができます。

Googleのアルゴリズムが、「この記事のコンテンツは充実している。検索者の意図に合っている」と認識すれば順位上昇も見込めます。コンテンツ全体を見直す場合や、単純にコンテンツ量を増やすことだけで結果が出る場合があります。

クリック率を高める

Google search consoleで、記事へのクリック率を確認することができます。CTRと表記されているものです。よりクリックされる、目につくタイトルへリライトできれば、クリック率を高めることもできます。このCTR(クリック率)というワードは、この後も多用するので覚えていてください。

直帰率を下げる

Google Analyticsでは直帰率を確認することができますね。その記事のコンテンツ、他記事への誘導をリライトすることで直帰率を下げることができます。内部リンクでユーザーを他記事へ誘導することは有効なSEO施策としてもよく語られていますね。

逆に、内部リンクこそ充実していても直帰率が高ければ、有益なサイトとして評価はされないでしょう。(直帰率はAnalyticsより、『行動→サイトコンテンツ→すべてのページ』から確認できます。)

成約率を高める

記事のリライトは商品の成約率にもかかわってきます。誰でも、不自然な文章が目立つ記事から商品を購入しようとは思わないですよね。リライトを繰り返し、より自然で、検索者の検索意図に沿った、商品が買いたくなるような(申し込みたくなるような)記事にすることで、成約率は確実に高まります。

記事のリライトが必要な場合

ノートに書かれた電球のマークと、周りに置かれたパソコンのキーボード、コーヒーなど

記事のリライトをする前には、どの記事をどのようにリライトするべきか見極める必要があります。すべての記事を、ただてきとうに書き直せばいいと言うわけではないのです。中には、リライトすることで、逆に検索順位を下げてしまうものもあるので注意が必要です。

リライトする記事、リライトの内容はsearch consoleとGoogle Analyticsによって確認できます。まずはsearch consoleから見てみましょう。見るべきはCTR(クリック率)と掲載順位です。

掲載順位が高く、CTRも高い場合

掲載順位もCTRも高い場合にはリライトの必要性はあまりありません。それでもさらに質や順位を高めたい場合は、Google Analyticsを確認しましょう。

見るべき項目は滞在時間や直帰率です。もし、順位も高くCTRも高い。なのに滞在時間が短く直帰率も高い場合、ユーザーにとって満足いくコンテンツでなかったり、文字ばかりで読みにくいなどの理由が考えられます。

「Googleに評価されていて順位が高く、興味を引くタイトルでCTRも高い」けれど、求めていたコンテンツと違った、または見にくかった、という理由からユーザービリティが低く、もう一歩先にはいけないといったところでしょう。

掲載順位が高く、CTRが低い場合

掲載順位が高いのにCTRが低い場合。例えば、掲載順位3位に対してCTRは一桁%。この場合、コンテンツとしてはGoogleに高い評価を受けていますが、タイトルが原因でクリックされない、ということが考えられます。

食べてみればおいしいものも、食べてみるきっかけがなければ食べることはありません。タイトルはユーザーの興味を聞くもので、「この記事なら私の知りたいことが書いてありそう」と思わせなければなりません。勝負は30~35文字。それを超えると。「…」で表示されてしまいます。その少ない文字の中には、上記のようなユーザーが知りたい内容であることを現わしつつ、検索キーワードをしっかりと盛り込む必要があります。タイトルもなかなかに奥が深い世界なので、別途学んでいく必要があります。

掲載順位が低く、CTRが高い場合

掲載順位が低くCTRが高い場合は、クリックされやすいタイトルではあるが、Googleに「充実したコンテンツではない」、と判断されているものです。こういった記事は、滞在時間も短い傾向にあり、ユーザーの検索意図に沿ったもの出ない場合がほとんどです。

この場合は、キーワードからユーザーの検索意図、競合記事の確認をして、ニーズを改めて確認しコンテンツをリライトしていく必要があります。もし、滞在時間が長い場合は、ユーザーからの評価も高いと考えられるので、問題はGoogleです。単純にコンテンツ量が少なかったり、過剰なSEOなどの理由から悪い評価を受けていることがあります。

掲載順位もCTRも低い場合

掲載順位もCTRも低い場合は、コンテンツからタイトルまで、ほぼ漏れなく問題がある場合がほとんどです。ですが、もし滞在時間が十分にあるのなら、コンテンツの内容自体はユーザーに求められているものと言えます。クリックされやすいタイトルに変え、コンテンツをさらに充実させていくことによって改善されることがあります。

しかし、極端に順位が低い場合はリライトまで行う必要はないかもしれません。例えば順位が50位くらいな場合、それを10位以内にもってくるには新規記事を書いたほうが早いことがあります。基本的には、30位以内の記事をリライトしていくのが適切でしょう。

リライトを重ねていくうちに、「どの程度の順位、手ごたえのある記事なら改善の余地あり。」と、あなたなりのリライトする・しないの境界線が見えてくると思います。ただし、30位以内という数字はあくまでも参考程度に覚えておいてください。

記事のリライトは具体的にどこからなおす?

ノートパソコンの画面を指差す女性

先ほどは掲載順位やCTR、滞在時間や直帰率を参考にする方法を解説しました。記事のリライトを行う点も、その時々変わっていくものです。

記事タイトルをリライトする

ですが、まずはタイトルを改善することをおすすめしています。とっかかりやすいという点もありますが、求められるタイトル、興味を引くタイトルを考え直すことで、さらにユーザーのニーズを詳しく理解することができます。結果も早い段階で、CTRの面に反映されるでしょう。もちろんSEOの効果もあるので、検索順位上昇にもつながります!

記事の文字量、コンテンツ量を足していく

次にコンテンツを改善するのですが、まずは文字量、コンテンツ量をリライトしていくのがいいでしょう。なぜなら、Googleに評価されない原因として、単純に文字、コンテンツが足りないことがほとんどだからです。

最近は、検索上位に上がるコンテンツの6~7割はまとめ記事と言われています。膨大なコンテンツ量。もちろん10,000字を超える記事がずらずらと並んでいるのです。順位が上がらない場合、リライトで不足分を足していくのは有効な手段と言えますね。

ユーザが満足する記事にリライトしていく

キーワードを通じて、そのユーザーが何を求めているのかを再度推測していきましょう。ユーザーがその検索を通じて本当に知りたい内容でなければ検索順位上位に上り詰めることも、CTRを上げることも困難です。自分が的外れな記事を書いていないか、再検討する必要があります。

ユーザーが何を求めているか具体的に知るには、競合上位サイトを調査するのが一番でしょう。検索上位に挙がっているものはどれも、Googleから、そしてユーザーから大きな評価を受けているものと考えられます。特に上位サイトの見出しやリード文を認識することで、『このキーワードで検索する人はこういう情報を求めているのか』と言う発見につながりやすくなります。

例えば、「ギター かっこいい」で検索上位を狙いたいとき、あなたはどんな記事を書きますか?

  • かっこいいギター本体を紹介する記事
  • かっこいいギターの曲を紹介する記事
  • かっこいいギタリストを紹介する記事

いろんな「ギター かっこいい」の検索意図が考えれますね。これを、なんとなく自分が書きたいことで書いている人がほとんどなのです。

実際このキーワードでは、ギター本体やブランドを紹介する記事がほぼ上位を占め、その次にかっこいいギターのフレーズがある曲を紹介する記事がちらほらという感じでした。危うく筆者は『かっこいい僕の好きなギタリスト』を紹介するところでしたが、キーワード調査をしたことで回避できた、という感じです。こういった、微妙なニーズの違いを上位サイトから読み取らなくてはいけません。リライトでは、さらにこの部分をすり合わせていく、といった形です。

記事のリライト、だれに頼む?

お願いする女性

最初は新記事を作成することに時間を割いていきたいものですよね。記事のリライトって実は、企業やライターに外注で依頼することもできるんです!かといって、最初から外注に頼りすぎてしまうのは非常に危険です。自分で何が正解なのか全く見当がつかない状況で、すべてを他人まかせにしてしまうのは怖いですよね?

最初こそ、リライトも自分でやる

リライトはただ記事を修正するだけの作業にとどまりません。執筆した記事の問題点を見つけ、修正改善を繰り返すことで「PDCA」が回ります。PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)のサイクルを繰り返していくことです。

これを効果的に活用することができれば、飛躍的なライティング能力の向上が見込めます。その技術は一生涯あなたのスキルとしてさまざまな場面で活躍してくれるでしょう。

なので、ある程度まとまった収入をライティングで得られるようになったら、『その収入の◯◯%を外注に充てる』方法がいいのではないかと思います。外注でのリライトにも適切な指摘を入れることができますし、より良い記事を作り出すためにも、一定以上の力をあなたが持っておいて損はないでしょう。

まとめ

テーブルに置かれた筆記用具とパソコンのキーボード

記事をリライトすることは、ほぼ確実にSEOに影響します。ですが、それをよい影響にするには適切なリライトをする必要があります。場合によっては、逆に順位を下げる事もありますし、リライトするくらいだったら新規記事を書いた方が早いこともあります。

Search ConsoleやGoogle Analyticsのデータを参考に、どの記事をどのようにリライトすれば、SEO にいい影響を与えるのかを見極めていかなければなりません。最初は面倒に感じる作業ではありますが、これを繰り返していくことで確実にあなたのライティング技術は向上していきます。記事本文では、これをPDCAサイクルという言葉で表現しました。PDCAはどのビジネス分野でも応用できるので、その練習としてリライトしていくのもいいですね。

リライトは基礎中の基礎ではありますが、見直し作業を億劫に感じるためでしょう、ここに力を注げない人がほとんどです。新記事を執筆するよりも労力も時間も少なく最短で結果に結びけることができというのに。

リライトを制した人は記事執筆の本質、Googleの傾向を知り、さらに質の高い記事を量産できるようになります。ある意味で、最強の勉強法ともいえるのではないでしょうか。

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