インスタグラムマーケティング用の写真

インスタグラムマーケティングとは?活用のメリットやポイントを解説

インスタグラムマーケティング用の写真

今では個人から大きい企業までどこもSNSを使ったWebマーケティングが当たり前になっています。その中でもインスタグラムを使ったインスタグラムマーケティングにどの企業もこぞって参入しています。

今回は、インスタグラムをマーケティングに活用する理由や活用する際のポイントから、重要となる目標設定の方法や成功・失敗事例などをまとめて解説していきます。

インスタグラムマーケティングとは

インスタグラム投稿へのいいね

そもそもマーケティングとは、シンプルに「儲け続ける仕組みを作る」ことです。

日本マーケティング協会では、「マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である

引用:日本マーケティング協会の概要

これを踏まえると、自社だけが儲けるのではなく顧客も儲ける「WIN-WINな関係」を築かないといけないということになります。自社では利益を出し、お客様は支払った対価の分だけ満足を得る、その関係が理想でそれを実現するためにマーケティングがあるのです。

インスタグラムマーケティングはインスタグラムを使ったマーケティング手法の1つで、企業とお客様が互いにWIN-WINな関係を作ることが実現しやすいマーケティング手法とされています。それは、投稿された写真・動画がユーザーにとって満足を得られるかどうか、最もイメージしやすいのがインスタグラムだからです。

オシャレで素敵なコンテンツがゴロゴロ転がっており、その中でも自分が興味あること、好きなものを見つけマッチングしたものに対してアクションを起こします。そしてアクションを起こした際、さらに次の人が興味を持ちアクションを起こします。その結果、お店や企業の認知は広がり、次から次にお客様が来るというインフルエンスが出来上がるのです。

インスタグラムを活用する理由

アイスクリームの写真をインスタにアップ

では、なぜ他にもSNSが存在しているのにインスタグラムを活用するのでしょうか?

SNSでマーケティングによく使われるのは、インスタグラム、Twitter、Facebook、LINEが挙げられます。個々に特徴が違うため、使いやすさやユーザーの年齢層などを加味し、どこにどのようにアプローチしていくかで使い分けるのも面白いでしょう。

データで知るSNSの現状

国内ユーザー数・ユーザー層(2月時点公開データ)

  • LINE             7,900万人   全世代で幅広く使われている
  • Twitter           4,500万人   20代多く平均年齢は35歳
  • Instagram         2,900万人   10代、20代が半数を占める
  • Facebook          2,800万人   登録者は20代、30代が多い

参照:【2019年2月更新】4大SNS(Facebook, Twitter, Instagram, LINE)の日本における利用状況

「インスタグラムがユーザーが多いわけではないな」と思われた方、その通りです。他のSNSも普通に使用されており、何もここだけの数値では特別群を抜いているわけではありません。

インスタグラムの強み・魅力とは

インスタグラムにはTwitterのリツイートや、Facebookのシェアなど拡散する機能がありません。これだけ見ると不利に感じるかと思いますが、逆の発想で利点になります。拡散機能がないということは、メンションされることがないので炎上などネガティブな言葉が出にくくなります。

このことから企業やお店でのブランディングをしやすいと考えられます。

さらにアクティブ率を見ていきます。アクティブ率は積極的にSNSを活用している数値です。

  • LINE         96.6%
  • Instagram     84.7%
  • Twitter       70.2%
  • Facebook     56.1%

LINEはマーケティングにも使われていますが、連絡の手段として使用される率が高く、情報収集には向いていないのでここでは比較対象外とします。LINEを外した中でダントツにアクティブに使用されているのがインスタグラムです。

また、男女比ではTwitter、Facebookが50%以上男性ユーザーなのですが、唯一インスタグラムだけ女性の比率が50%以上を占めています。この女性の比率が高いことが重要なのです。

SNSが発達する以前から、マーケティング業界では女性ユーザーの重要性は大切にされていました。なぜかというと、女性は口コミで情報を拡散する能力が高いからです。昔から、井戸端会議など女性同士の会話から情報の拡散はされていたと言われるくらい、発信力の強いのが女性なのです。

このポイントがインスタグラムを活用する最大の理由です。リアルタイムに、言葉だけでなく写真や動画などのビジュアルをイメージさせ、口コミを作れるのがインスタグラム最大の魅力ではないでしょうか。

インスタグラムと相性のいい企業・サービス

相性のよいイメージ

普段の生活とリンクしやすいサービス・商材、つまりto C(to Consumer)向けのものは相性が良いと言えるでしょう。

グルメ、ファッション、コスメなど、ビジュアルが映え、女性が好むものも間違いありません。しかしこのようなサービスは、参入している企業やお店が多いことを念頭においておかなければなりません。

ただし最近では、B to Bのサービス・商品でもインスタグラムを活用している例を見かけます。ターゲットとするお客様の属性や年齢なども考慮し、インスタグラムを活用すべきかどうか判断すると良いでしょう。

インスタグラムマーケティングを行う際のポイント

インスタグラムの投稿にいいねする女性

では、インスタグラムマーケティングを行う際のポイントについて解説していきます。

インスタ映えを意識する

注目を浴びるために必要なのは徹底した「インスタ映え」です。ここが弱いとどんなに良いマーケティングをしても、インスタグラムで成果を出すのは難しいかもしれません。

インスタ映えには、オシャレなものや興味を引くものを意識すると良いでしょう。シュールで笑いを誘うようなもの、得体の知れないものなど、「何か気になる!」といったインパクトも大事です。

自社にあったインスタ映えを考えていきましょう。

インスタグラムの機能をフル活用

次にインスタグラムの機能を使ったポイントを話していきます。

インスタグラムはFacebook社が提供しています。Facebookとの連携機能は1つの武器でInstagram外の人にも情報を提供することが出来るのでFacebookのアカウントなど作っておくのもいいです。

インスタグラムの写真機能

Instagramは写真がメインのSNSです。アプリ自体のカメラに多彩なフィルターや編集機能があります。

プロっぽいものからあえて素人臭く。それが逆にオシャレになったりします。その時にあったシチュエーションで使い分けましょう。

集客、注目に大切なハッシュタグ機能

ハッシュタグは、検索用キーワードです。あるキーワードで検索した際、そのキーワードのハッシュタグがついている投稿が見られます。

投稿の多いハッシュタグは、競争率の高い代わりに閲覧ユーザーが多いのが利点です。逆に製品、コンテンツに適した内容でかつ、競争の少ないものを選ぶのも1つの手段です。

また、フィーチャーを狙ったハッシュタグ選びも有効です。フィーチャーとは、フォロワーなど多く抱えたアカウントがハッシュタグを通して、自分の投稿を取り上げてくれることです。

フィーチャーアカウントのオリジナルハッシュタグなど選択し、それに合った投稿をすることで取り上げてもらい自分のアカウントを大きく成長させるといった手法です。

ストーリーズ機能でファンづくり

ストーリーズは、写真や動画をスライドショーのような形式で投稿する機能です。最大の特徴は24時間で削除されるということです。

削除されると見られなくなるため利点に感じないかも知れませんが、ユーザーが見たいと思うコンテンツを投稿することで、日々意識するようになります。この意識が企業やお店のファンになることに繋がります。

保存機能もあるので、削除されたくないストーリーズであれば残しておきましょう。

2016年にはURLリンクの挿入も可能になりました。さらにタグ付けなども出来るため、他ユーザーなどとの繋がりでより多くの人に見てもらうことが可能になっています。

ショッピング機能で購買意欲をさらに高める

ショッピング機能を使えば、気になる商品をタップすることで、商品の詳細ページに飛ばすことができ、購入をすることが出来ます。この機能により、ECサイトでかなり売り上げを伸ばしている企業などもあります。

ユーザーのアクティブな時間・好みを知る

投稿時間なども意識すると良いでしょう。フォロワーが活発に動く時間を熟知することでマーケティングが生きていきます。

何時に多くの「いいね!」をもらえるかなど、しっかりと分析を行いましょう。多くの人が目にすることで、成果も上がりやすくなります。

インスタグラムマーケティングの目標、KPI設計

インスタグラムマーケティングのKPI

マーケティング活動を行う上で、成果がよくわからないと耳にすることがあります。漠然とした目標などを決め、漠然と行なっているとその状態に陥ります。

企業、サービス全体の目標をしっかりと理解し、それに沿ったKGI、KPI設計を行うことが重要となります。これを誤ってしまうと、結果は出ているのに最終的にサービス拡大につながらない、売上が伸びていないといったことに陥りがちです。

最終的に売上を上げるために、どのようなKGI、KPIを設定するかをしっかり考えるようにしましょう。

インスタグラムマーケティングでは、以下のKPIを用いて効果を計ることが多いです。

  1. フォロワーの上昇率
  2. いいね!コメント増加率
  3. 自社、ブランド関連のハッシュタグの増加率、投稿数
  4. ストーリー閲覧数
  5. 自社URLやLPのクリック数
  6. エンゲージメント率

さらにはここから売上に繋げるため、実際にフォロワーの人数から購入、来店する割合が何%か分析することが必要です。それにより、目標を達成するまで何人フォロワーを増やせばいいかなども明確にすることができます。

重要なのは、ただ数値だけを追うのではなく、何のためにその施策を行っているのかを理解しておくことです。もし、数値は達成しているのに、目標が達成されないのであれば、そのKPIは間違っている可能性があるということになります。その場合は再度KPIを見直し、正しく設計し直す必要があります。

インスタグラムマーケティングの事例

フォトジェニックなインスタグラム用写真を撮る

インスタグラムマーケティングでは様々な成功例、失敗例があります。その中でも印象的なものをいくつか紹介します。

地方の和食店の成功例

有名店で修行をしていたご主人は味には自信があるものの、うまく集客できないと悩んでいました。

あるきっかけでインスタグラムを始め、オシャレで綺麗な和食はとてもインスタ映えするものでした。しかし人気が出た大きな要因はそれではありません。

近くの観光スポットや施設のハッシュタグをつけた事により、注目を浴びてお客様が来るようになりました。

今では、食欲をそそる綺麗な和食の写真に、ご主人の人の良さが滲み出るコメントはとても魅力的で、常に500いいね!をもらえるほどです。

これはハッシュタグをうまく使えたケースで、自社の製品やコンテンツだけではなく、周りの環境を使う事で人気が出ることもあると実感させてくれる事例です。

インスタグラムマーケティングの定番成功例

コスメを取り扱う企業で、インフルエンサーに積極的にアプローチをかけインスタグラムに投稿してもらい、商品が爆発的に売れるといった事例も多々あります。

知っている人が使っているということで親近感と安心感ができ、抵抗なく購入する流れになります。さらにそのブランドをフォローするユーザーも増え、継続的にアプローチができるので見込み客の確保にも繋がります。

インフルエンサーに使用してもらうことを考えマーケティングするのも1つの手段です。どの企業もそれを望んでいるので競争も激しいですが、インフルエンサーがインスタ映えすると思う製品、コンテンツがあるのであれば、積極的にアプローチかけるのもいいかと思います。

インスタグラムマーケティングでの3つの失敗例

逆にインスタグラムマーケティングの失敗事例もあります。

  • SNSでフォロワーを買った失敗例

購入したアカウントはほとんどダミーアカウントなので使用されておらず、フォロワーは多いのにいいね!数が異常に少ないという現象に陥り、売上に全く繋がらないケース。

  • フォロワーの質が悪かった失敗例

こちらから積極的にアクションを起こすことでフォロワーを増やすことは意外に簡単です。しかし自社の製品、コンテンツとフォロワーの求めているものが違ってはそもそもの結果がついてきません。インスタグラムはコンテンツ命のSNSなので量より質を大切にすると良いでしょう。

  • 企業・お店とユーザーのニーズにギャップがあった失敗例

フォロワーにアプローチをかけるも反応が悪く売上に全く繋がらなかったケースです。漠然と自社にあったマーケティングと勘違いしてフォロワーを増やすと、このような状態になります。しっかりと求めたユーザーが集まるよう、フォロワーを増やしている段階で常々アクションを起こしていきましょう。

おわりに

インスタグラムにいいねをつける

インスタグラムでは、ストーリーズやショッピング機能など、新しい機能がどんどん増えています。サービス・商品に合った手法を試し、PDCAを繰り返すことで成果につなげていけるでしょう。

まだインスタグラムを活用していない方は、ぜひマーケティング手法としてぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

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