複数の検索窓

【今さら聞けない】検索ボリュームの狙い所を紹介!

複数の検索窓

検索ボリュームへの十分な理解はSEO施策を効率的に進めていくうえで欠かせません。選定したキーワードの検索ボリュームによって、競合の強さや想定されるアクセス数は全く異なるため、記事作成時に求められる戦略も変わってくるのです。

特にWebサイトの立ち上げ期には、検索ボリュームのリサーチを行うことでコンテンツ全体の方向性が定まります。検索ボリュームについて正しく理解し、上位表示と集客のコツについておさえておきましょう。

そもそも検索ボリュームとは何なのか?

「BASIC」と書かれたブロックを運ぶおもちゃの車

検索ボリュームとは、キーワードがGoogleやYahoo!などの検索エンジン上で何回検索されたか数値化したもののことを指します。 SEO対策をする上で重要なポイントは、いかに多数のユーザーを流入させるかです。そのため検索ボリュームを調べるということは、いわば市場の大きさを把握するということを意味します。ユーザーに頻繁に検索されるキーワードとは多くの人が関心を持っていると言うことであり、それだけ検索されやすいと言うことでもあります。

検索ボリュームはあくまで週間・月間など一定期間中の検索量であり、その時のブームや検索エンジンの取り上げるトピックスによって大きく変動します。検索ボリュームを注意深く観察することは、Web上のトレンドを把握することにも繋がるでしょう。

検索ボリュームを調べるメリットとは?

はてなマークを浮かべる女性

検索ボリュームを調べるということは、ユーザーに注目される可能性が高いキーワードを事前に見極められるということを意味します。どんなキーワードに合わせて記事を書けば有利なのかが分かるため、ジャンル特化型のWebサイトを運営しようと考えている人などにとってはコンテンツの方向性を決めるのに役立ちます。

自分が検討しているジャンルの検索ボリュームが高い場合と低い場合では、想定されるユーザー数も競合数も全く異なり、意識するべきポイントと戦略も違うため、効果的・効率的なSEO対策をするうえでは必要不可欠といえるでしょう。

アクセス数の目標を立てるときに使える

検索ボリュームは、うまくSEO対策ができ、上位表示されたときにどれくらいのユーザーの集客が見込めるかの目安になります。事前リサーチなしで記事を制作すると、どうしても単純なpv数のみに目が向きがちになりますが、検索ボリュームを知っておけばどれくらいのpvが妥当な数字なのかおおよその判断ができるのです。

検索ボリューム=キーワード難易度ではない

検索キーワードを選定する際、注目するべきは検索ボリュームだけではありません。ユーザーのアクセス数を集めたい場合、手っ取り早く検索ボリュームが高いキーワードを選ぼうと考える人が多いでしょう。しかし、検索ボリュームが高いジャンルは競合の質・量ともに跳ね上がり、難易度が高くなる傾向があります。ジャンルにおいてすでに上位表示されている競合サイトの内容やドメインパワー、SEO対策の傾向なども合わせてチェックする必要があるのです。

検索ボリュームの調べ方

虫眼鏡でグラフを拡大する

検索ボリュームを調べるには、実際に候補となるキーワードで検索をかけてみることです。大手企業や有名ブランドの公式HPや、規模の大きな口コミ・まとめサイトなどが上位表示されている場合は、多くの広告主に「検索ボリュームがある」と認定されていると考えられます。

しかし、より正確に検索ボリュームを調べるにはキーワードツールを使うのが確実です。一部有料のものや使いやすさ、データの正確さなどそれぞれ異なるため、自分に合ったものを選びましょう。

Googleが提供する「キーワードプランナー」

キーワードプランナー

キーワードプランナーは、もともとGoogleが広告主の為に提供していたツールです。キーワードの検索ボリュームを調べるのはもちろん、関連キーワードも合わせて見つけることが可能なので、SEOを意識するWebサイト・ブログ運営者にも役立ちます。

2016年からは無料での使用には一部機能が制限されるようになりました。広告出稿していないユーザーに対しては、キーワードの検索ボリュームが「1~100」「100~1000」「1000~10000」といった大まかな数字しか表示されませんが、SEO対策の初期であれば無料でも十分に役立つレベルです。

自動で検索ボリュームをリサーチする「キーワードファインダー」

キーワード選定ツール)キーワードファインダー

キーワードファインダーは、特定のキーワードと自分のサイト、競合となるサイトを登録しておくだけで毎日検索ボリュームと順位を教えてくれるキーワードツールです。

サイト内のページごとに、ユーザー流入時の検索キーワード上位10位と流入数を予想してくれるため、対策と次の記事に向けたキーワード選定がスピーディーになります。さらに「月間検索数が多いキーワード」「難易度が低いキーワード」「今のサイトと関連しているキーワード」をSEO対策に重要なキーワードとして調査できる強力な機能を搭載しています。有料ツールですが、7日間の無料デモ期間が用意されているため、試験的に使ってから判断が可能です。

シンプル&使いやすさが魅力の無料ツール「aramakijake.jp」

aramakijake.jp

aramakijake.jpは、とにかくシンプルなデザインで使いやすい点が魅力です。トップページ中央にある検索ボックスにキーワードを入力すれば、月間検索ボリューム数の予想値が表示されます。GoogleとYahoo!それぞれの検索ボリュームを分けて表示してくれるうえ、一緒に検索される関連キーワードも分かります。無料で使用できる上に登録も必要ないため、手始めに使うにはちょうどいいツールです。

ユーザーの検索行動が見える「キーワードウォッチャー」

キーワードウォッチャー

キーワードウォッチャーは、単に検索ボリュームを出すだけではなく、キーワードがいつ・どれだけ検索されたのかを把握できるツールです。特徴はキーワードの時間経過を見られるところです。過去13ヶ月分のデータを遡ってチェックすることができるうえ、1年間の検索ボリュームの推移も見られるため、SEOの戦略立てに役立つでしょう。無料プランでも使用可能ですが、1ヶ月間に20回の検索までの制限つきです。有料プランになれば、1ヶ月500回もしくは10000回までの検索が可能になります。今人気のある複合ワードの検索状況についても見える化されるため、話題性のある記事の制作を検討する場合にも役立ちます。

検索ボリュームが高いキーワードを選定するケースについて

車のインジケーターが高く傾く

検索ボリュームが高いキーワードは、多数のユーザーが見込める代わりにライバルも多く競争が激化します。自分が特定の分野で競合を圧倒するような知識を持っており、誰にも真似できないような記事を作れるのであれば良いのですが、そうでない限りは工夫が必要です。SEO対策万全の強力な競合を押しのけ、検索上位を目指さなければなりません。

検索ボリュームが高くても、下位表示されていてはユーザー流入を上位層に取られてしまい、自分の運営サイトは見つけてもらうことすらできないのです。検索ボリュームが高いキーワードを選定した場合、上位表示に食い込むまではある程度の時間と労力がかかるケースが多いでしょう。

検索ボリュームが高いと判断できる目安の数

キーワードやその時のWebサイトの動き方によって左右されるものの、検索ボリュームが高いといえるのは月に1000を超えるあたりからです。10000以上となれば「ビックワード」と呼ばれるキーワードとなり、かなりの高さといえるでしょう。

検索ボリュームが高い場合の記事作成のコツ

検索ボリュームが高いキーワードを選定してWebページを作成する場合は、競合を意識した戦略を練る必要があるでしょう。ポイントは、他の競合がカバーできていないような部分を狙うことです。

複数キーワードの組み合わせで狭く深い記事を目指そう

検索ボリュームが高い場合、対象となるものの幅が浅く広い状態にあります。例えば「野球」というジャンルを設定した場合、検索ボリュームは非常に高くなります。野球というキーワードに関連するあらゆるものが競合になり、個人では絶対に太刀打ちできないような大手・公式野球メーカーのHPが上位表示を占める中で戦わなくてはならないでしょう。

しかし検索キーワードをより絞り込みニッチにすることで、競合を徐々に減らすことができます。「野球」に加えて「イチロー」「マリナーズ」「役職」「年俸」など、検索キーワードを複数組み合わせれば検索ボリュームを低く調整し、強力な上位表示サイトがない市場で戦うことができるのです。

競合に勝つためにオリジナリティを追求する

検索上位の表示を目指す上で大切なのが記事のオリジナリティです。SEO対策をするうえでは、オリジナリティのある独自記事を出してGoogleからの高評価に繋げることは基本ですが、特に検索ボリュームの高いキーワードでは重要なポイントになります。

自分にしか書けない文章・作れないサイトは、大手や競合がカバーできない部分に対応することになり、需要が高まります。サイトやブログに固定ファンが着き、定期的なユーザー流入につながるのです。

検索ボリュームが低いキーワードを選定するケースについて

車のインジケーターが低く傾く

検索ボリュームが低いキーワードを選ぶということは、注目しているユーザーの絶対数が少なく、そのままではアクセス数が伸び悩むことになります。その反面、競合から認知されていないキーワードやジャンルである可能性が高く、入念に対策をすれば上位表示を狙えるでしょう。戦略によっては、検索ボリュームの低いキーワードを選定したほうが競争を避けられ、効率的にユーザーを集めることができるのです。

検索ボリュームが低いと判断できる目安の数

月に300~1000までの間に収まる場合は一般的な検索ボリュームと判断できますが、キーワードによっては検索ボリュームが低い方に分類されます。100を切ってくれば、検索ボリュームがかなり低いキーワードです。

検索ボリュームが低い場合の記事作成のコツ

検索ボリュームが低いキーワードを選択した場合は、競合が少ない代わりに想定されるユーザー数も減少します。競合を意識した戦略よりも、ユーザー目線で集客に重きを置いた戦略を立てると良いでしょう。

ディープなユーザーに向けた記事を量産する

検索ボリュームが低いジャンルの中で、いろいろなキーワードを含む記事を量産して各記事でよりディープなユーザーを集客するという方法があります。

例えば「気分 明るく」という共通のキーワードを決めたら、これに「歌」「食事」「名言」「動画」などのキーワードを組み合わせ、それぞれで記事を書くのです。共通のワードが入っていても、各記事に集まってくる検索ユーザーの目的はそれぞれ異なるため、キーワードを複数組み合わせて細分化したほうが各ユーザーのニーズにより深く刺さる記事になります。これを続けることで、検索ボリュームが低いキーワードを取り扱っていてもGoogleから専門性・独自性が高いと評価され、検索上位に表示される可能性が高まるのです。

検索ボリュームが低くても、上位表示が難しいキーワードもある

競合が少なければその分上位表示しやすいのは事実ですが、キーワードによってはすでに高品質のサイトばかりが集まっているジャンルもあります。ただでさえ集客見込み数が少ない中、それらサイトにユーザーを独占されていては太刀打ちできません。検索ボリュームが低いキーワードの記事を書く場合、既存の上位表示サイトよりも高い価値の記事が自分に書けるか、他の競合がカバーしきれていない内容で新たに記事が作れるかを考えましょう。

さらに、内容だけでなく競合の規模感も重要です。上位にランクインしているのが大手有名サイトばかりだったり、コンテンツが大きくサイトのページ数が膨大であったりするなら、ある程度の規模のサイトを構築する必要が出てくるでしょう。

検索ボリュームよりも制作するコンテンツの質が重要

「QUALITY」と浮かぶグラフィックイメージ

キーワードの検索ボリュームが高い場合と低い場合それぞれで記事作成のポイントについて紹介してきましたが、結局行うべきことは共通しているということは分かっていただけたのではないでしょうか。

検索ボリュームが高すぎるジャンルでは、キーワードを追加して絞り込み、競合の強さと数を調節します。検索ボリュームは結果的に当初よりも低くなりますが、より深く独自性のある記事を書くことで上位表示を狙えます。

検索ボリュームが低いジャンルでは、ユーザーの絶対数は少なくアクセスが伸びにくいものの、最初から競合が少ないため上位表示を狙える可能性が高くなります。同じジャンルの中でコンテンツを充実させれば、複数記事で上位表示を独占することも狙えるのです。

つまりはどちらの場合でも、検索ユーザーにとって役立つ高品質のコンテンツを作ること、他の誰もカバーできていない部分を狙った記事を書くことが重要なのです。

まとめ:検索ボリュームでコンテンツの方向性を決めよう

夕日の中、手にコンパスを握る様子

検索ボリュームだけでキーワードの難易度は測れませんが、自分の得意ジャンルや書きたい記事のキーワードがどのような位置づけにあるかを事前に知っておくのと、やみくもに記事制作を始めるのでは結果に大きな差が出てくるでしょう。キーワードの検索ボリュームを知ることは、最初にコンテンツを立ち上げる際に大きな手掛かりになります。自分が手掛けたいジャンルにどれくらいのユーザーが注目しているか、おおよその目安が分かり、アクセス目標を立てる際の指針にもなるでしょう。ツールを用いてリサーチし、記事制作のスムーズなスタートを目指しましょう。

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