ページランクのイメージ

ページランクとは?SEOとの関連性は今もあるの?

ページランクのイメージ

Webサイトへの被リンクをもとにSEO評価する仕組みをページランクと呼びます。ページランクが高いWebサイトは検索順位が上がりやすくなり、より多くのユーザーにアクセスされるようになると言われています。

これまではGoogleツールバーを利用することでページランクを確認できましたが、今ではページランクを取得する方法はありません。しかしページランクはSEO対策において今でも重要だとされています。

本記事では、ページランクの意味や廃止となった理由、SEOとの関連性について解説します。

ページランクとは

ランキングが表示されたページ

GoogleがWebサイトの被リンクを評価してランク付けする仕組みがページランクです。0から10までの範囲でページランクは決まり、10が付いたWebサイトはもっとも高い評価となります。政府機関のホームページや、公共機関のWebサイトに高いページランクがつく傾向です。

これまではWebサイトにアクセスしてGoogleが提供するToolbar PageRankを使うことで、ページランクを確認することができました。しかし2013年あたりからページランクの更新が停止して、2016年3月にはページランクを取得できなくなります。最終的にツールバーからページランクは消滅し、評価指標として利用できなくなったのです。

評価データをユーザーが見ることは不可能ですが、今でも検索順位を決めるためにページランクは活用されています。つまりWebサイトをランク付けするために、Googleは被リンクを重視しているということです。

被リンク数が増えればWebサイトのページランクは上がりやすいと言われていますが、数が多いからよいというものでもありません。ページランクが高いサイトからの被リンク、つまり信頼度が高いサイトにリンクが貼られているということは、リンク先も信頼できるページだと判断され、結果的に評価されるのです。

ページランクの歴史や廃止になった経緯

ページランク廃止のイメージ

ページランクをユーザーは確認できないのが現状。なぜページランクが非公開になったのかその歴史を解説します。

2016年まではページランクを確認できた

Googleは過去に何度も被リンク数によってランクを評価し、ツールバーでページランクを提供していました。2008年と2009年には5回ページランクを更新していて、2010年からは更新頻度が少なくなっています。

2013年からはページランクの更新が途絶えて、2016年4月からはツールバーでWebサイトのページランクを取得できなくなりました。今では各種ツールを活用してもページランクを直接見ることは不可能です。

このようにページランクは非公開になりましたが、仕組みが廃止されたわけではありません。Webサイトの被リンク数による評価を見えなくしただけで、ページランクの価値は未だに残っています。

Googleのアナリストであるゲイリー・イリーズがページランクが未だにあることを認めているため、内部ではWebサイトへのランク付けが残っていることが分かります。
参考:Google: Yes, PageRank Still Matters

Googleは評価を隠すよう変更

Googleがページランクを確認できないよう仕様を変更した理由は、運営者がページランクに気を取られすぎることを防ぐためと言われています。ページランクが確認できるとランクに固執してWebサイトを運営する人が増えてしまいます。

被リンクを意図的に増やす人が出てきますし、まともにコンテンツで勝負する運営者が減るデメリットがあるのです。そこでページランクを確認できなければランクを気にする人は減ると考えたのです。

Webサイトのページランクが分からなければ、検索順位を上げるために被リンクを増やそうとするのではなく、ユーザーの疑問や悩みを解決するWebサイトを提供する方向性に変わるものです。ユーザーの検索体験を通じてより多くの価値を提供したいGoogleは、運営者がランクに固執しないようページランクを隠しました。つまりランクを気にするのではなく、ユーザーに価値のあるコンテンツを作ることに焦点を当てることが重要なのです。

ページランクとSEOの関係性

ページランクとSEOの関連イメージ

ページランクは被リンクによって評価され、被リンクはGoogleが重視しているSEOの評価項目です。Googleのストラテジストであるアンドレ・リパセフは被リンクとコンテンツを最重要の検索順位決定要因と認めています。
参考:【詳解レポ】ついに公式発言、Google検索順位2つの要因とは

どんなに他の項目が優れているWebサイトを制作しても、被リンクとコンテンツが弱ければ検索順位は上がりづらいということです。コンテンツが優れていても、被リンクがなければその分評価が弱くなります。

被リンクはホームページやブログによるリンクが評価されやすくなります。被リンク数が増えればページランクは上がり、SEOにも良い効果があります。

被リンク数によって評価されるページランクとSEOには関係性があり、被リンクによるWebサイトのランクを知っておくことがSEOのコツ。直接は確認できない今でも、SEOにおけるページランクを知っておくべきでしょう。

ページランクの確認方法とは?

ランキング確認方法を検索

Googleツールバーではページランクを公式ツールで調べることは不可能ですが、サードパーティーのツールを活用することでWebサイトのページランクをチェックできます。方法は次の2通りです。

  • ASEでランクを確認
  • OSEでランクを確認

どのようにしてページランクを間接的に確認するのか、それぞれの方法を詳しく解説します。

ASEでランクを確認

Webページやドメインの強さを確認できるAhrefs Site Explorer(ASE)を活用し、各種ランクからページランクを推測することが可能です。

利用するには有料のアカウント登録が必要です。月額99ドルからのプランを契約することで、Webサイトの被リンク数や競合ドメインの比較、キーワードのランク追跡ができます。

アカウントを作成したらダッシュボードにアクセスして、評価を知りたいWebサイトのURLを入力しましょう。サイトエクスプローラーに移ることでページやドメインの強さを確認できます。

ASEは「Domain Rating=DR」(ドメインの外部評価の高さ)と「URL Rating=UR」(ページの外部評価の高さ)という指標があります。評価は100から0までの数値範囲で示されて、数字が高いほどWebサイトのページランクが高いと推測できます。SEOを考慮してWebサイトのアクセスを増やしたい人にオススメです。

OSEでランクを確認

MOZが提供しているOpen Site Explorer(OSE)を利用することでもWebサイトのランクを推測できます。30日間の無料トライアルを活用すればお金を払わずに評価を確認することが可能。

OSEには「Domain Authority=DR」(ドメインの権威性)と「Page Authority=PR」(ページの権威性)の指標があり、これらの評価によりページランクを推測できます。数字が高ければランクが高く、検索順位も高いことが分かるのです。

おわりに

ページランクと書かれたタブレット

今ではWebサイトの評価が分かるページランクを直接見ることはできません。しかし被リンク数による評価は今でも続いているため、内部では未だにページランクが活用されています。

ページランクを推測するにはASEやOSEといったツールを利用することがオススメです。被リンクを意識しておくと検索順位が上がりやすくなり、ユーザーのアクセスを増やすことにつながるでしょう。

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