眼鏡をかけた女性がPCを前に勉強する様子

Webマーケティング担当者が持つべき資格とは?

眼鏡をかけた女性がPCを前に勉強する様子

昨今生活と仕事など様々な部分で、ITの道具と見識が活用されています。特に仕事においては、これまで以上にIT技術によるWebマーケティングの必要性と重要性が聞かれるようになってきています。そこで今回はWebマーケティングについて資格を意識しながら、Webマーケティング担当者におすすめの資格などに触れながら解説します。

Webマーケティングに資格は必要?

何か考える様子のメガネの女性

この質問に対しては、絶対に必要でもないが無駄でもないという答え方が適切ではないでしょうか。 病院のドクターや弁護士のように、資格をもっていないと業務をこなせない業種や職種は別ですが、一般的にWebマーケティングに限らず、職場で評価されるとか仕事ができると思われる人材というのは資格をもっているか否かで判断される傾向にはありません。

端的に申しますと、いかに要領よく業務を進めて売り上げに貢献できるかどうかで判断される傾向にあります。

Webマーケティング担当者が資格を持つメリット

紙を持っている数人の男性

ただ資格をもっていると、直接売り上げになるとまではいかなくとも次に示すように仕事と会社や自分自身にとってプラスになる場合はあります。

  • 会社ホームページの所有資格欄に資格名をかけるもしくは人数が増える
  • お客様や新規問い合わせお客様と話す際の、好印象につながる材料となる
  • 社内での昇進につながる
  • 携わりたい業務やプロジェクトに携わりやすくなる
  • 希望の会社へ転職しやすくなる

特に1つ目の会社ホームページの所有資格欄については、新規問い合わせや受注を取りやすくなることにもつながります。Webマーケティングに限らず何かの外注先を探す際、まず仕事仲間や知り合いの紹介で評判が良く腕が高い会社へ相談して正式発注という傾向があります。

ただ大した手掛かりがない場合は、まずはインターネットで検索します。そして、実績が高く費用が予算内の所をとも考えます。ここまで絞って候補が複数あり納期もほとんど変わらないという場合は、重要そうな資格が少しでも多い所に頼もうかという考えになる傾向にあります。

そして2つ目のお客様との話で好印象につながるという点について逆に考えれば、「該当の業界で5年も10年も働いてきて、簡単な資格1つすらもってないの!?」と思われかねません。口に出して言うことはないと思われますが。

加えて資格がないけど実際にSEO施策などをする施行のエース的存在が、お客様の所へ行くケースもあり得ます。ここでこの従業員が、自分が弊社のエース職人ですといった感じでふるまうとします。会社の課長級部長級の方からみたら、恥ずかしい思いをするかもしれません。

Webマーケティング担当者が資格を取るデメリット

困った顔の女性たち

それでは資格を取るデメリットについても確認していきましょう。

現状業務の精度が落ちる可能性がある

会社の方針で、勉強を仕事の空いた時間やプライベートの時間でしなさいとなるとします。そして半年計画とか1年計画で、そう難しくない資格試験の合格を目指すとします。こうした場合ならば、1日のうちで勉強に必要な時間はそう多くないでしょう。

ただ仕事が忙しくかつ、難しい試験で多くの勉強時間が必要という場合は話が別です。業務以外にも資格試験の勉強が加わることで、当然時間的ゆとりは無くなります。自分の担当部分についてミスが生じやすくなり、同僚に迷惑がかかる可能性もあります。さらに勉強が難しいと、業務と勉強双方が中途半端になってしまう可能性すらあります。

費用がかかる

まず会社負担にせよ、本人負担にせよ受験費用がかかります。そして講習を受講する場合は、さらに費用がかかります。

必ずしも売り上げにつながるわけではない

どれだけ時間や費用をかけたとしても、それが必ずしも会社の利益に繋がるとは限りません。資格取得はあくまでも将来への投資的な側面があるのは否めません。

Webマーケティング担当者におすすめの資格

会場で講義を受ける大勢の人

ここからは、Webマーケティング担当者におすすめの資格を紹介します。概要から試験内容、受験料や2020年度の試験実施日まで紹介しますので、何か資格取得時を考える方は参考にしてみてください。

まず紹介するのが、初級者におすすめの資格です。集客向けやマーケティングそのものに関する資格が中心となります。高度な専門知識を勉強する前に、マーケティングの基本から押さえたい方にもおすすめです。

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定は、マーケティング全般の知識を問う資格です。内容としては製品戦略やマーケティングの法規などがあり、商社やメーカーそしてサービス業など、様々な業種のビジネス事情を知ることにもつながります。Webマーケティングとはいえ、根底にあるのはマーケティングの知見です。ビジネスの理屈を体系的に勉強したことがない方には、おすすめともいえます。

URLhttps://www.marke.jp
運営元国際実務マーケティング協会
実施スケジュール 2020年度
2月2日(日) 申込期間:2019年12月3日(火)より2020年1月18日(土)
6月7日(日) 申込期間:2020年3月31日(火)より2020年5月23日(土)
8月2日(日) 申込期間:2020年6月2日(火)より2020年7月18日(土)
10月4日(日) 申込期間:2020年8月4日(火)より2020年9月19日(土)
検定級と相当する業務内容 A級:本格的な戦略立案が作成できるレベル
B級:業務の運営をこなせるレベル
C級:決まりきった業務はこなせるレベル
試験内容業界1位の会社を目指す内容や政府の政策とビジネスの関連性など
受験料 A級:11,600円(税抜)
B級:6,800円(税抜)
C級:5,700円(税抜)
合格基準 A級:2科目合計点(300点)の各回、試験委員長が定める点数
B級:2科目合計点(300点)の70%を基準として、試験委員長が定める点数
C級:2科目合計点(200点)の80%を基準として、試験委員長が定める点数

IMA検定

IMA検定はWebマーケティングについて、広告配信の仕組みやランディングページに加え集客プラン立案など実践的な方法を学ぶ資格となっています。実務である程度Webマーケティングを経験していて、理屈として学んでおきたいという方にもおすすめといえます。就職サポートがあるのも特徴的です。

URLhttps://ima-kentei.jp/
運営元クラウドマネージメント協会
試験内容分析データ収集やアクセス解析テクニックなど
実施スケジュール 募集期間:2019年10月10日〜2019年11月10日
講義受講:2019年11月13日〜2020年1月22日
試験日:2020年1月23日
合格発表:2020年2月14日
受講料と受験料 スタンダードコース:18,000円(税抜)
プロフェッショナルコース:25,000円(税抜)
合格認定書発行料:5,000円(税抜)
試験形式試験会場受験ではなく、指定日時に自宅や会社などでのインターネット受験となっています。かといって、容易に合格できるというわけではありません。試験時には、電卓などの道具や公式テキストやインターネット検索の利用も可能です。

次からが、中・上級者におすすめの資格の紹介です。データ分析など、より本格的なWebマーケティングにより関連が強い資格となります。

ウェブ解析士

ウェブ解析士とはWeb解析そのものと解析から得られる情報の活用に加え、事業成果につなげる戦略立案までの内容を勉強するWebマーケティングの資格となっています。アクセス解析などといった、専門的なことも学んでみたいという方にもおすすめといえます。

ウェブ解析士には3つのランクがあり、初級レベルに当たるのがウェブ解析士、標準レベルが上級ウェブ解析士、そしてもっとも最上位のレベルなのがウェブ解析士マスターです。

URLhttps://www.waca.associates/jp/
運営元一般社団法人ウェブ解析士協会
試験内容検索者の反応の計算方法やコンテンツの改善方法など
実施スケジュール月に複数回実施
受講料と受験料 ウェブ解析士:講座料が11,000円(税込)、初回試験料が17,600円(税込)、公式テキストが4,400円(税込)
上級ウェブ解析士:88,000円(税込)(講座料試験料など込)
ウェブ解析士マスター:330,000円(税込)(講座料試験料など込)
※講座を受けずに試験というのも可能となっています。
試験形式と場所東京都などといった全国主要都市での開催や、オンライン(ご希望の場所で受講可能)での開催となっています。

Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)

グーグルアナリティクス個人認定資格は、自社ホームページなどのホームページについてデータ集計と分析能力があることを証明する資格です。ページビュー数などを把握可能となり、自社サイトを利用した販売戦略には重要な能力といえます。Webマーケティングのための核心的な資格ともいえます。

注意点として、有効期限が合格後 12 か月となっているため、期限が切れてしまうと再度受験する必要があることです。

URLhttps://skillshop.exceedlms.com/student/path/2949-google-gaiq
運営元Google
試験内容データ収集やコンバージョンなど
受験費用無料
試験形式オンライン受験
合格基準80%以上の得点率

Google広告認定資格

Google広告認定資格とは、 Googleが提供する広告ツールや機能を使いこなせることを証明する資格です。ビジネスにおいて商品の品質や自社サイトの機能などももちろん大事ですが、効果的な広告をして人の注目を集められるというのも非常に大切です。自社のWebマーケティングを、より加速させる資格ともいえます。 Googleアナリティクス個人認定資格と同様、有効期限が1年間となっており、資格の更新には再度受験する必要があります。

URLhttps://support.google.com/google-ads/answer/9029201?hl=ja
運営元Google
試験内容オンライン広告掲載の基礎的な内容に、モバイル広告など専門的な内容
受験費用無料
試験形式オンライン受験
合格基準80%以上の得点率

Webアナリスト検定

Googleアナリティクスを用いたアクセス解析のための基礎知識や分析方法、活用方法を学べる資格です。会社の方針でWeb担当者になったものの、お客様との専門用語も飛び交う話の内容を理解できないので勉強しておきたいという方にもおすすめの資格といえます。Webマーケティングを短期間で把握したい方にもおすすめです。

URLhttps://www.jwa-org.jp/webanalyst/
運営元日本Web協会
試験内容データ分析に加え、本格的な立案方法など
受験費用26,400円(税込)
実施日年に複数回実施
試験場所東京横浜など主要都市
試験形式講座とコンピュータ試験
合格基準各分野で40%以上かつ全体で75%以上の正解率

ネットマーケティング検定

データ分析などといった専門的な事柄のみならず、インターネットそのものや関連法規など比較的幅広い分野の知識を勉強することになります。比較的新しい資格で、Webマーケティング資格として近年少しずつ注目されるようになってきています。

URLhttps://www.sikaku.gr.jp/nm/
運営元株式会社サーティファイ
試験内容プログラミングやインターネット広告に加え、アクセスログ解析など
実施スケジュール 2020年度は2020年2月9日
募集期間:2019年8月5日〜2020年1月19日
受験費用5,907円(税込)
合格基準得点率70%以上

Web検定

Web検定は次の4つの検定から構成されます。

Webリテラシー試験

Webが関係する業務について、基礎的なことが総合的に網羅された知識となっています。

Webデザイン試験

HTMLやCSSに加えて、様々な実装技術などサイトの骨子を作るための知識となっています。

Webディレクション試験

プロジェクト全体を統括するための、管理的な知識となっています。

Webプロデュース試験

サイトそのものが、会社の都合に合致できているのかの知識になっています。Webマーケティングを分野別に学べる資格といえます。

URLhttps://webken.jp/
運営元株式会社ボーンデジタル
試験内容 Webリテラシー試験:SEO施策やWebサイトでの色彩センスなど
Webデザイン試験:プログラミングやフロントエンドに関する知識など
Webディレクション試験:プロジェクト管理やWebサイトの企画など
Webプロデュース試験:マーケティングやWebサイトのプロデュースなど
実施スケジュール随時
受験費用各試験共11,000円(税込)
合格基準正解率70%以上

資格取得以外のレベルアップ方法

数冊のノートを手に持つリュック姿の人

資格取得のメリット・デメリットは確認できたかと思います。ここでは、資格取得以外のレベルアップ方法についてご紹介します。

実務経験を積む

「習うより慣れろ」という言葉もあるように、実際の業務を通して体と感覚でスキルを覚えれば忘れにくく使いやすくもなります。経験豊かな先輩や同僚が多いなど、アドバイスを受けられる環境であるとより良いでしょう。

より良い環境が得られるとすれば、転職も視野に入れても良いかもしれません。ただし安易に転職を繰り返すのはおすすめしません。今の環境では絶対にレベルアップが難しいと感じられるような場合には検討しても良いかもしれません。

書籍やインターネットで検索

何かの方法がわからない時、一番手軽に早くできる方法ではないでしょうか。知っていることでも、自分が知っている方法より早く簡単にできる方法が見つかる時もあります。

また、調べたことを自身のブログで公開するのも一つの手です。文章にすることで、漠然とした理解がより深まりやすくなり、公開することで他者からのフィードバックも得やすくなります。

セミナーへ参加

何かのセミナーへ参加するのも効果的です。テレビやインターネットなどに掲載されていない、情報や考え方を知れる時があります。著名人によるセミナーの参加も魅力的です。気になるセミナーがないか、Webサイトや著名人のtwitterなどで調べてみましょう。

まとめ

賞状を受け取る男性

ここまで、webマーケティングと資格について述べてきました。留意点として、本記事での資格が上から順に重要とか役立つ順というわけではございませんので誤解なさらないようお気を付けください。様々な資格がございますが目的や対象とするお客様によって、求める資格は様々ではと思われます。ご自分に合った資格をお探しください。本記事が、皆様の目指す資格選択のお役に立ちますと幸いに感じる次第でございます。

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